数学には様々な定理や公式がありますが、一度は自力で導いてみることがとても大事です。
自力で導ける自信があると、万が一、公式を忘れてしまっても、数分もあれば導出して思い出すことができます。
また、導くことによって、その公式の成り立ちを深く理解することができますし、様々な数学の技を身につけることもできます。
その結果、数学の「応用力」がつき、「実力試験」に強くなります。
定理や公式は、「自力で導けるという自信をつけてから、完全に覚える」ということを、私の授業では、生徒の皆さんに、繰り返し伝えています。
今日は、中学校三年生以上の生徒なら、ものすごくよく使う定理である「三平方の定理」の証明の映像授業を作りました。
皆さんは、三平方の定理を証明したことがありますか?
中学校三年の教科書には、わりと複雑な証明が書いてあるので、そこは読み飛ばして、とりあえず公式を覚えた後、そのままになっている人も多いのではないでしょうか?(私もそうでした(^^;;)
三平方の定理は何と百種類以上の証明があり、その中には、シンプルで分かりやすい証明もたくさんあります。
映像授業の中で扱った二つの証明の後者は、アメリカ大統領ガーフィールドの証明法なんだそうです。(大統領すごいですね)
是非一度ご自分で考えてみてから、映像授業をご覧下さい!