小さかった時のことを思い出すと、毎日たくさんの空想や想像をしていたように思います。
目に見える現実の世界よりも、自分の心の内に広がる空想の世界に生きていました。
僕の場合は、自分がヒーローになって、架空の強敵をやっつけたり、科学者になって最新式のヘリコプターを開発したりしていました(笑)
そうやって空想の世界に身を委ねることによって、そこからエネルギーを得、現実の世界を冒険していく燃料にしていたように思います。
大人になると、なかなか空想をしなくなるものですね…。
もちろん、現実と空想の区分けをして、しっかりと現実に足場を固めていくことによって、人は成熟していきます。
でも、人生を冒険するためのエネルギーは、現実の世界からのみ得られるわけではありません。
現実の世界にあるエネルギーは有限ですが、空想の世界にあるエネルギーにはきっと限りがありません。
大人になっても、楽しい空想に身を委ねることによって、心身にエネルギーを満たすことができます。
一日に一度は、空想に身を委ねる時間を持ちたいものです。