〈入賞できなかったけど、走り抜いた人へ〉
疲れ切った時は、ちゃんと疲れ切る方がいいです。
42.195km走り抜いたんですもの。気力も体力も無くなっていて当然。それが懸命に走り抜いた、頑張り抜いたという証です。その状態ですぐに先のことを考えよ、走り出せというのは無茶な話です。
でも、ちゃんと疲れ切ることができ、心身を休めることができたら、必ず気力も体力も戻ってきます。新しいアイデアが湧き、新しい目標も見えてくるでしょう。(オリンピック選手だって、大会が終わったら、次を目指す気力が戻り、目的意識が固まるまで 、一時休養を取ったりしますよね。)
良い未来は必ず訪れますよ!
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受験勉強はマラソンに似ています。1年以上、ゴールに向かって懸命に走り続け、入賞を果たせて努力が報われた人と、惜しくも入賞できずに涙を飲む人に分かれます。
入賞できた人も、できなかった人も、その経験から学び、それを生かしていくことができれば、必ず、その人らしい、素晴らしい未来へと進んでいくことができると思います。
世の成功者の多くは、おびただしい量の過ちや挫折から学んで、それを乗り越え、大成していると聞きます。
東日本大震災から4年の日に。