学習サロン ブリリアンス

理想のイメージを描いてから

世界で活躍するクラシックギタリスト、大萩康司さんの公開レッスンを聴講させて頂きました。数学とギターという違いはあれ、一流の方の指導法を見ることは大変勉強になりました!

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元々私は大萩さんの演奏のファンなのですが、今回はギターを勉強に行こうと思ったわけではなくて、業種は違うけれど、その道の一流の方が生徒にどのような指導をするのか、それを知りたいと思って参加しました。

大萩さんのレッスンで一番印象に残ったことを。

「迷ったまま繰り返し弾く練習をしてしまうと、それがクセになってしまいます。それを防ぐためには、弾く前に、理想とする指の運びを頭の中にイメージして、そのイメージをなぞるように練習していくことです。ゆっくりで構いません。それが遠回りなようでいて、実は最短で正しく弾けるようになる練習法です。」

これはギターに限らず、数学でも何でも、レベルアップを望んで日々を過ごしている人にはすごく意味のある考え方ではないかと思います。

頭の中に自分の理想とするイメージをまず描く。

そのイメージに近づけるように、練習していく。

頭の中に理想とするイメージをしっかり描いてから練習に取り組むか、イメージのないままむやみに練習を繰り返すかでは、やはり結果も大きく違ってくるでしょうね。

大萩さんは、一貫して、イメージの大事さ、想像力の大事さをおっしゃっていたように思います。本当に勉強になりました。

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