2つ以上のルートから情報を得た時に、人の心は動き始める
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去年爆発的にヒットした映画「アナと雪の女王」。私も観に行きましたが、最初はそんなに観たいと思わなかったんですよね。ではどうして観に行こうという気持ちになったのか。それは、時間を置いて複数のルートからアナ雪に関するポジティブな情報を得て行ったからだと思うのです。
情報① 映画館に飾ってあるアナ雪のポスターを見る。 「ふーん、ディズニーか―」
情報② 初めてアナ雪の口コミを耳にする。「そんなに面白いのかー?」
情報③ お店の有線で「ありのままの~♪」を何度も耳にする。「これがアナ雪の流行っている歌?なの?」
情報④ その曲が気になって、自分からYoutubeで検索する。ついに能動的になってしまった。そして、その曲のシーンかっこいいなと思ってしまう。
情報⑤ その曲のシーンが映画のどこで使われているのかすごく気になってしまう。終了。映画館へGO!
まあ、私の場合は、このような流れで観に行ったのですが、上映期間の後半に観に行った多くの方が、私と似たような体験をされたのではないかと思います。
ただ口コミを聞いただけでは心は動かなかったと思うんですよね。他の角度から、アナ雪の情報が入ってきたことに後押しされ、能動的に曲を検索してしまった時に、心が大きく動いたんですよね。
私の教室の場合も、①教室の看板を見て気になって、②他の方からの口コミを聞いて気になって、③ホームページで得た色々な情報(映像授業など)が後押しとなって、問い合わせを下さる方が多いです。
何かを宣伝し、人を集める時にも、「複数のチャンネルから情報を発信する」ことは大事だと思うのですが、同じことが勉強にも言えると思うんですよね。
何かを勉強する時には、自ら意識的に「複数のチャンネルから情報を得ようとする」と、心が動き出し、成果も現れやすいと思うのです。
たとえば、理科の勉強だったら、学校の授業で勉強するだけでなく、自分で参考書を探してみるとか、面白い理科の先生のお話を聴きに行くとか、友達と実験をしてみるとか、実験できなければ面白い実験動画をYouTubeで探してみるとか、とにかく、様々な角度から、情報を得るように行動してみること。
そうやって、自らに多角的に刺激を与えていくと、勝手にワクワクして、気分が乗ってきます。そして、心が動き出しなら、上達のスピードも速まるように思います!