学習サロン ブリリアンス

ハートのラブで育てるのよ

勝った時には友達大勢一杯できるから、私、いなくてもいいの。誰が負けたボクサー励ますの。私、負けたボクサーの味方ね。~エディ・タウンゼント

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日本で6人のボクシング世界チャンピオンを育てた、伝説的な名トレーナー、エディ・タウンゼントさんの言葉です。エディさんは、勝利の華々しさでなく、選手が負けた時のことや、引退した後のことに、いつも目を向けていました。

エディさんは、リングにタオルを投げ込む判断が速かったそうですが、その理由として、「ボクシングを引退した後の方が人生は長い。私はボクサーを無事に奥さんの元へ届ける義務がある」と話していたそうです。

目先の試合の勝利ではなく、選手の人生全体での勝利を目指すという、大きな視野を持った人が、結果としてたくさんの輝かしい実績を残したことは、個別指導の学習トレーナーである私にとって、大きな心の支えになっています。

「私ボクサーを、ハートのラブで育てるのよ。」

エディさんらしいそのユニークな言い回しも含めて、本当に素敵な言葉だと思います。私も、人を育てる力の根源になるのは結局、ハートのラブしかないと思っています。

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