「授業をする」ということは、「指揮者になる」ということだなあとふと思いました。どこで学ぶよりも、生徒の良さが引き出され、勉強が楽しくなるようにタクトを振っていきたいです♪
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オーケストラにおいて、演奏者の方々は、「あの人が指揮をしてくれると、ものすごく演奏しやすいなあ」とか、「ものすごく生き生きとした演奏になるなあ」と感じることがあるのではないかと思います。
授業でも同じで、学習者にとっては、「あの先生の指揮(授業)だと、ものすごく勉強がはかどるなあ」とか、「ものすごく問題を解くのが楽しいなあ」とか感じることがあるはずです。
先生は、物事を教える人であると同時に、その授業時間にクラスに流れる「見えない音楽」を指揮する、指揮者でもあると思うのです。個別指導でも集団指導でも、授業に流れる「見えない音楽」がリズムよく、調和と力に満ちていく時、学習者である生徒達は、知らず知らずのうちにその音楽に乗って、本来持っている頭のはたらきをスムーズに発揮していけるのではないでしょうか。