学んだことを復習するのは、覚えるためではない。何回も復習するうちに新しい発見があるからだ。～ユダヤの格言より
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問題を解くスピードを上げたければ、色々な問題を解くよりも、同じ問題を繰り返し解いた方が良いと生徒には伝えています。それはなぜでしょうか？
最初に問題を解く時には、「その問題の解き方を考えること」にエネルギーを注ぐことになりますが、２回目以降に問題を解く時には、「どうやったらより簡単に、よりエレガントに解けるか」ということにエネルギーを注げます。そして、このユダヤの格言が言うように、新しい発見が生まれるのです。
ひとつの問題に対して、発見が増えてくると、その問題を多面的に捉えることができるようになります。そうするとこっちのもの。ひとつの面しか見えていない時は、すぐに忘れてしまいがちですし、応用も効きませんが、様々な面が見えてくると、忘れにくく、自在に応用できるようになってきます。
繰り返し復習をする時にどんな意識をもって取り組むかによって、見えてくるもの、身についてくるものは大きく変わってくるのではないかと思います。