
人は人を変えることはできない。しかし、変わろうとする人を助けることはできる。~小倉広~
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第2教室を開校し、夏休みの特訓コースをスタートして、早くも8日が経ちました。ものすごく集中して勉強している生徒達の姿を見ていると、第2教室を開いて本当に良かったなあと思います。「今までこんなに勉強したことはありませんでした。このまま勉強を続けられれば、きっと成績もものすごく上がると思います。」という感想を述べてくれた生徒もいます。
無理に生徒を脱皮させることはできません。さなぎの時期にいる生徒に対して、無理にその皮を脱がそうとしても、空を飛べるだけの羽はまだ育ち切ってきません。
さなぎの時期というのは、周りからは何もしていないように見えるので、焦りから無理に脱皮を促そうとしてしまいがちです。でも、そこをグッとこらえ、その人が適切なさなぎの時期を過ごせるような「助け」になることが大事なのではないかと思います。どうすれば、本当の意味での「助け」になれるのかをじっくり考えることだと思います。
そして時が訪れ、脱皮しようというエネルギーが内に漲ってきた人に対して、その人が脱皮し羽化していく「助け」になるという意識を持つことも、親や教師にとっては大事なことだと思います。人を変えようとするのではなく、変わろうとする人の助けになる。ブリリアンスはそうあり続けたいです。