何かより良く生きていこうとする時に、鍵となる条件が3つあるのではないかと、昨日気づいた。それは、「目的意識」と「余力」と「習慣化」である。
例えばある資格を取るために、仕事もしながら、オフの時間を割いて、公共の自習スペースに通って勉強している人がいるとする。
まず、この行動を成り立たせる背骨になるのは、その人の強い目的意識だ。自習スペースに通い自主勉強を進めていくことは、受け身では成り立たない。
学校、塾、予備校は、出席し授業を受けさえすれば、受け身でもある程度成り立つ。(もちろんその中で、主体性がある人だけが伸びていくのだが。)
自習スペースに通って、自学自習で自らを伸ばしていこうとする場合、主体性がなければ、決して学習は前に進んでいかない。
そして次に大事なことは、勉強のための「余力」があるかどうかである。
本業の仕事が過酷で毎日疲れ切っていれば、いかに強い目的意識があろうと、自習スペースに足を運ぶことさえ辛い。
また身の回りに心配事が多ければ、勉強に集中することは難しい。
勉強のために、気力体力の余力を残すことが大事なのだ。
そして最後の鍵は「習慣化」である。
人間のやる気には必ず波があるから、ハイレベルなモチベーションを保ち続けることを自らに強いるのは愚策である。
また勉強するための余力にも波があって当然。しかし、その波の中でも継続して勉強を続けていかなければ、成果は望めない。
そこでやる気のあるなしに関わらず、その自習スペースに通うことを、いかにオートマチックに習慣化ができるかが大きな鍵になるのだ。
ご飯を食べたり、歯を磨いたりするのと同じように、この時間になったら自習スペースに向かい、いつもこの勉強から始めてテンションを上げる、というようなルーチンが確立されればしめたものだ。
「習慣化」は、「目的意識」や「余力」の波に関わらず、なるべく小さなエネルギーで学習を推進していくための非常に重要なファクターである。
そして、これら3つがバランスよく機能していく時に、その人の学習はうまく進んでいくだろうし、良い結果も得ることができるであろう。
そしてこれは、何も勉強に限ったことだけではない。
仕事でも、恋愛でも、日々の生活でも、「自分を高め、より良く生きたい」と願うならば、この3つをバランス良く機能させていくことではないだろうか。
その3つの歯車をうまく回していくコツを、生徒さん達が身を以て感じ、身を以て学んでいくことができる、ブリリアンス自学自習館でありたいと思う。(3/6 学習サロン ブリリアンス Twitterより)
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