初心忘るべからず

数日前、就職が決まって今度福岡に旅立つ、かつての教え子が、久しぶりに会いに来てくれました。

その生徒は、ブリリアンスが開校した時に配ったチラシで入会してくれた、最初期メンバーの1人です。

彼は高校2年の時にブリリアンスに入会して、苦手な数学と物理を習い、センター試験では数学1Aは84点、物理は73点と健闘して、鹿児島大学に合格していきました。

私が驚いたのは、大学に入ってからの彼の大きな変貌ぶりです。

高校の時は、人見知りで割と静かな印象を私はもっていたのですが、久しぶりに会った彼は、すごくアグレッシブで、行動力に満ちた青年になっていたのです。

大学1、2年の時にしていたアルバイトと勉強の両立の話には頭が下がりました。

とある飲食店で働いていた彼は、多い時には50、60人分の調理を自分の手で行い、他のバイトの管理や経理まで行うほどの仕事をやって、半ば店長の立場で給料もそれなりにもらっていたと。

一方で大学では、倍率の高い希望の研究室に入りたいからと、勉強は怠らずに、しっかりと良い成績をとって目標を達成。

ものすごいエネルギーです。

しかも、そこからが彼の面白い所で、彼は自分の手で得たお金をただ貯めるだけではなく、色々な方法で運用してみようと考え、実際に色々とやってみたのだそうです。(詳しく書いてしまうと彼に悪いので、控えさせて頂きます。)

さらに、就職活動をする時には、簿記の勉強をして、企業の損益計算書を読めるようになり、その企業が本当に健全な企業なのか見極めるようにしたんだそうです。

地方の学生さんで、経済や金融のことに興味を持って、実際に自ら行動してみる人はなかなか珍しいんじゃないでしょうか。

私は彼の様々な物に対する好奇心のすごさ、実際にそれを実現していく行動力に舌を巻きました。

ペーパーテストだけでは測れない、彼の「自ら学ぶ力」と「人間力」の開花に、私はとても嬉しくなりました。

私が塾の仕事をしていて特に嬉しく思うのは、「受験の先にある生徒の成長」を垣間見られた時です。

高校生の時の彼からは想像もできないような面白い話を聞く度に、もしかしたら将来、彼は何か面白い会社を作るかもしれないなあというイメージが膨らんでいきました。

自ら学ぶ力を高め、英気にあふれている彼の姿を見て、ブリリアンスがこの6年間やってきたことの意味が少しわかった気がしました。

最後に「社会人になるにあたって、何か先生からアドバイスを頂けないでしょうか?」と尋ねてきた彼に対して、しばらく考えた後に、次の言葉が、私の中に浮かんできました。

「初心忘るべからず」

社会人になる時に持っていた夢や希望や目標を大事に持っておくこと。その後、仕事が始まり、日々の厳しい業務や失敗や不安に飲み込まれそうな時や、逆に調子が良すぎて浮かれてしまっている時には、初心に立ち返ってみること。

きっとこれは彼に贈る言葉のようでいて、自分自身に贈る言葉だったのかもしれないと、彼が手土産として買ってきてくれた美味しいプリンを食べながら、しみじみと思うのでした。

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