昨日に引き続きまして、数学や理科の実力テストや入試問題で得点を上げるコツをお話ししようと思います。
これは特に理科の試験に向いているテクニックですが、試験中に非常に単純なチェック作業を行います。
問題を解いた後、自信があるものには〇を、自信がないものには△を問題番号につけていくのです。
テスト中に、自分の解答に対する「自信度」の採点をしてしまうんですね。
そしてこの作業をする中で、強く意識しなければならないことが2つあります。
ひとつめ。
〇をつけた問題は絶対に落としてはいけません。
見直しをしっかりとして、自分の解答に責任をもって〇をつけましょう。
ふたつめ。
△をつけた問題も極力正解を引き寄せるんだという気迫を持ちましょう。
最終的には直感でも構いませんが、自分の知識を総動員して、できうる最善の答えを書きましょう。
理科のテストで合格点を取る人は、〇をつけた問題をほぼ完全に正解します。
何の教科でも言えることですが「できる問題を落とさない」これができるかどうかがすべてです。
そして理科のテストで高得点を取り、合格点に上積みができる人は、△をつけた問題でも、正解を引き寄せる確率がかなり高いです。
普段の演習でも、この〇、△をつける作業をしていると、「自分の解答に確信を持ち、責任を持つ」という感覚が養われていきます。
問題文をくまなく読み、知識を総動員して、自分の解答に確信と責任を持つことができるようになれば、テストの結果がゆるがなくなります。
入試過去問を解き始めた頃は難しく感じ、なかなか〇はつかないかもしれません。
ですが、「〇をつけられる問題」、すなわち、「根拠を持って答えられる問題」を増やすんだという意識をもって基礎・基本の復習をしていると、自ずと実際の過去問でも〇は増えていきます。
解答を見て実際に答え合わせをした時に正解が増えることがもちろん大事ですが、普段の勉強の最中に、責任をもって〇をつけられる問題を増やしていくことがまずはすごく大事なのです。
入試本番までのカウントダウンが始まっています。
理科で合格点・高得点を取りたければ、上記のテクニック、ぜひ試してみて下さい。
【今回のまとめ】