〔以下の記事は、ブリリアンス通信2017年12月掲載した内容を加筆したものです〕
イニシャルNさんからの質問 → したい事とやるべき事(勉強)の時間配分が難しいです。いい感じな時間の配分方法を教えて下さい。
したい事というのは、ほっておくといつまでもやり続けてしまうものです。
1時間だけゲームしようと決めても、時間ぴったりにやめて、勉強に移るのはなかなか難しいもの。
そこで、むりやりにでも「人と会う約束」や「出掛ける用事」を入れ、その時間までしたい事をするという形にしてはどうでしょうか。
例えば、日曜日の午前10時に友達と勉強する約束を入れ、それまでは存分にゲームをしても良いことにするのです。
そうすれば、早起きもするでしょうし、約束を守るために、ゲームを切り上げる決断も自然にできるはずです!
「人と会う約束」というのは、かなり強力な力を持っています。
例えば、学校や塾に通うのも、この「人と会う約束」を利用して、勉強をコンスタントに行う原動力にしているんですね。
学校や塾には、先生や友達が待っていますから、その人たちとの約束を守ろう(=登校時間を守ろう)とする心のはたらきが自然に起こり、それが定時に勉強を始める習慣作りを担ってくれているんですね。
学校や塾に誰も来ないのに毎朝8時に登校するのは、ほとんどの人が難しいでしょうね。(それは生徒だけでなく先生でも。)
「人と会う約束」をうまく利用して、様々な良い習慣を作っていけたらいいですね!