学習サロン ブリリアンス

“Turning Points”~医学部受験を経験して 第1回「自己分析力、勇気、強さ。」

ブリリアンスの元受講生で、県外での1年の浪人生活を経てこの春に多数の医学部医学科に合格した方が、詳細な医学部受験記を書いて下さいました。

ブリリアンスを卒業し、浪人することになった後も、お母様より時折、その方の近況についてご連絡を頂いておりました。

大きな飛躍を遂げ、多数の医学部に合格したことを本人が嬉しそうに報告しに来てくれた日のことを、私はずっと忘れないだろうと思います。

礎(いしずえ)という言葉がありますが、ブリリアンスで学んだことがその生徒にとっての礎になるよう、変わらぬ理念の下でこれからも学び舎を育み続けようと、思いを新たに致しました。

シリーズ第1回は、ブリリアンスと、1年間の浪人生活で「学んだこと」を軸としてまとめてもらいました。医学部医学科や難関大学を目指して勉強をされている方のひとつの示唆になるのではないかと思います。

〔ブリリアンスで学んだこと〕

私がブリリアンスで学んだことは「自己分析力」と「勇気」だと思います。

ブリリアンスに入る前の私は、計算ミスをしてしまうのは自分の実力不足のせいであり、基礎力をもっと徹底的につければ解決の糸口が見つかるのだと思い込んでいました。

今思えば、それはただ自分の弱点から目を背けていただけでした。

ブリリアンスでの学習に取り組むなかで、集中演習カルテに取り組むときや、授業中や質問中での西野先生とのやり取りをしていくときに、自然と自分を見つめなおすことができたのではないかと思います。

ブリリアンスでの授業の中では、ミスをしてしまった時、どこでミスをしていたか、その時どのような気持ちになっていたかをとことん突き詰めていました。(私の場合「できた!」と思っているときが多かったです。)

そのような自己分析から得られた自分の弱点の克服を図るとき、例えば、「複数の計算を一度にせず、行数を増やして計算する」といった、通常は少し敬遠してしまいがちな手法で、勇気をもって弱点を乗り越えようとすることができたのではと思います。

〔浪人時代に学んだこと〕

浪人を通じて私が学ぶことができたのは「強さ」だと思います。

精神面の強さはもちろんのことですが、勉強に対する姿勢、成績の見方など、様々な面における「強さ」が培われたのではないかと思います。

浪人中、人との関わりを極力持たないように心掛けました。

予備校という場所では、友達と仲良くなることは多かれ少なかれ勉強の妨げになると思ったし、予備校の先生もそう勧めたからです。

だから、何の迷いもなく毎日独りで食事をすることもできましたし、周囲の人から食事に誘われても断ることができました。

また、自己分析をする際、向上心を保つため、下手に心を揺さぶられないようになりました

予備校内での自分の順位は敢えて気にしないようにしました。

予備校という狭い集団の中での順位が上がったとしても、全国にいるライバルと戦う自分にとってはそれほど有益ではないことは明白でしたし、狭い視野で自己分析をしてもモチベーションを下げるだけだと思ったからです。

⇒ 第2回学習は追い込みの質が大切に続く

Author 1センチちょっと前(鹿児島県立鶴丸高校卒)

鹿児島大学 医学部 医学科 東京慈恵会医科大学 医学部 医学科 他

医学部 医学科 多数合格 英検準1級取得

〔高校3年時〕学習サロン ブリリアンスにて数学・物理の個別指導を受講

地元の予備校および地域の学習塾の自習室を利用

〔1年間の浪人時〕県外の医進予備校に在籍

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