〔以下の記事は、ブリリアンス通信2019年11月号に「解決!西野先生のお悩み相談教室」として掲載した内容を転載したものです〕
イニシャルMさんのご質問…
「学生のうちにしておいた方がゼッタイいい!」と思うことは何ですか?
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「若気の至り」ですかね。
例えば、ぼくは高校生の時に友達に誘われ勢いだけでバンドを組んで、勢いだけで大会に出場したことがあります。
しかも全員楽器初心者なのに、カバーではなくオリジナル曲を演ろうという無謀。
今思えば顔から火が出るレベルで下手なんですが、その瞬間はなぜか恥ずかしいという思いはありませんでしたね。
もちろん勝てませんでしたが、人生初めての表現活動とも言えるその経験は、ぼくの人生に「大きな意味のある点」を打ちました。
創作の「原点」ですね。
練習して自信がついてから出ようなんて思ってたら、決してその点は打てなかったと思います。
恥ずかしいなんて思う暇を自分に与えず、飛び込んでみることですね。
