コーチ兼アシスタントマネージャーの白濱です。3月のこの時期は、受験生だった頃の緊張感や、そこはかとない不安が未だに抜けません。
今回は、私がまだ、ブリリアンスに出会う前のお話を少しさせてください。
おととしのこの時期、私は受験に失敗し、次の年の受験に向けて勉強をしていました。そんな中、数学の勉強法を検索していたところ、ブリリアンスのホームページにたどり着きました。その中で、西野先生の「あなたなら、できる」というブログの、
『「合格速報 ○○大○名合格」と出す裏で、苦杯を呑んだ生徒達のことを思い~』
との文章を読んだときの、驚きをいまでも忘れられません。
これまで、合格できなかった人たちに向けた言葉を、見たことがなかったからです。
受験という世界には、合格と不合格があります。不合格をもらうと、まるで自分のそれまでの努力全てが否定されたような悔しさと、合格者は名前を張り出される一方、まるで自分はそこにいなかったかのような、虚無感を感じます。
けれど、受験当日までの日々は、葛藤や不安の中、誰にも甘えられず一人でいっぱい闘ってきたと思います。その過程はどれだけ曲がり道だろうと、美しく尊く、仮に不合格だったとしても、その日々は必ずや未来のあなたを支える糧となります。
今年初めて、生徒の受験を見守り、送り出す立場を経験させてもらいました。あの日の私が、ブログの一節の言葉で救われたように、合格だった人にも、残念ながら不合格だった人にも、言葉の贈り物ができたら、との想いで今回このブログを書きました。
「お疲れ様。よく頑張ったね。悩みや不安と向き合ったことのあるあなたなら、絶対大丈夫!」
ブリリアンスを卒業しても、ずっとあなたの味方です。嬉しいときはもちろん、悲しい時こそ頼って、また会いにきてくれる日を楽しみにしています。