お疲れ様です。スタッフの藤良です。
医学部受験記の中の人です。
先日、「理系教科のセンスがないと思っている人へ(前編)」というブログで、ざっくりまとめると「理系教科が苦手だと思うなら基礎の鬼になりましょう!」という話をしました。
今回はその続編として、物理の学習についてお話ししたいと思います。
〈物理〉
物理についてですが、私は教科書を徹底して読み込むことをおすすめしたいと思います!
物理のエッセンスのような世間でスタンダードになりつつある参考書や、学校の先生が配布してくださるプリントがある中で、教科書の理解にこだわる私はかなり過激派だったのかもしれませんね(笑)
でも、一度も後悔したことはありません。
教科書を丁寧に理解していてよかったと後からも思うからです。
教科書には当たり前のことしか書いてない、といえばそれまでなのですが、その当たり前なことを疎かにした分だけ解けない問題は増えていくんです。
教科書を端から端まで何度も読み込むという過程で、それまで丸覚えしていた公式がなぜそうなるのか手に取るように理解できるようになっていきます。
たとえば、万有引力のもつエネルギーに−(マイナス)がついているのには、しっかりとした理由があるのです。
物理が少しでも苦手じゃなくなる、あるいは少しでも得意になるためには、こういったことをスラスラ説明できるようになることから始まるのではと思います。
私はこのような勉強を積み重ねることで、高校2年生の時に、難関大志望の同級生が何人もいるクラスで1番になることができたり、名門の森のような少し難しい問題集にも太刀打ちできるようになりました。
〈最後に〉
私の自慢話のように聞こえてしまっていたら申し訳ないです💦
少しでもイメージがつきやすければと思い、具体例を挙げてみました。
もちろん、難関大の二次試験で戦える力を確実に身につけるためには、私が今紹介したよりはるかに多くの努力を積み重ねたり、いくらか数学的・物理的センスに頼ったりしなければならないかもしれません。
それでも私は、センスに恵まれていなくても、努力次第では少なくとも医学部合格や共通テストでの満点獲得は狙えるところまで力をつけることができるのではないかと思います。
また、基礎を徹底するという言葉は簡単に聞こえますが、決して楽ではありません。
眠たいなか、手も動かさずに教科書やチャートと睨めっこする時間が苦しく、中断したくなることだって何度でもあります。
ただ、それに負けずに着実に力をつけた人は、やってこなかった人に差をつけられる場面が訪れるはずです!