こんにちは!
ブリリアンススタッフの藤良です!
今回は中学理科の点数を上げたい、得意科目にしてみたいと思ってる人に向けてお話ししたいと思います🙋♀️
普段なかなか中学理科の指導に触れることがない私ですが、夏期講習で中学理科の指導を受け持った際、「もっとこうした方が点数取れるんじゃないかな〜 」と思うことが何度かあったので、この場を借りて少しアドバイスをしてみようかと思いました!
ただし、これはあくまで国公立の中学校に通って県立高校を受験した私の体験談なので、高校の内容を先取りして勉強してる中学生や、難関私立高校を目指している中学生には合わない方法かもしれません🙇♀️
それでは本題に移ります💁♀️
①用語・基本知識を定着させる
理科の点数を上げるためにまず最初にやることは、「①用語・基本知識を定着させる」ことです。
ありきたりに聞こえてしまうかもしれないですね。
恐らく、ほとんどの人がこれを実践しているかもしれません。
ただ、ここで一番大切にして欲しいのが「完璧にすること」です。
例えば、問題集の一問一答形式の問題は、全て5秒以内に答えが浮かんでくるまで仕上げる必要があります。
5秒以内に答えが浮かばない問題は、わからないのと同じです。赤ペンで訂正しましょう。
これが全ての問題でできるようになるまで、何度も何度も繰り返すことが大切です。
また、丁寧に勉強しようとする人ほど、理系科目である理科はじっくり考えながら取り組もうとするのですが、実は中学理科で思考力を使うべきなのは学校の授業と一部の「差をつけるための」問題くらいのような気がします。
この段階では、人に聞いたりしてゆっくり丁寧に一回通ることよりも、スピーディーに何回でも通ることの方が効果的です。
以上のことを完璧に仕上げてから問題演習に取り組むと、問題を解く効率も確実に上がりますし、何よりテストや試験本番で確実に点を獲りにいける問題が一気に増えます。
②問題演習に慣れる
そして次の段階が、「②問題演習に慣れる」ことです!
まず初めに伝えておきたいのは、「問題演習」とは言っても、実際に思考力を問うような問題はほんの一部で、大半は地道な積み重ねによって解けるようになる問題だということです!
詳しくは、問題のタイプに分けて説明していきます🙋♀️
〈実験の問題〉
実験の問題はぶっちゃけて言うと、初見で解けなかったら自力で解くことにこだわる必要はありません。
じゃあどうすれば良いのかというと、解答解説と教科書・授業のノートをよく読んで次のことを押さえましょう!
- どのような物質を使っているか
- 実験の目的は何か、何を知るための実験なのか(どの単元で取り上げた実験なのかという捉え方でOKです🙆♀️)
- 化学反応式はどうなっているのか
以上の問いに完璧に答えられるようになるまで理解してみましょう。
中学の理科の実験問題では、大抵学校の授業で取り上げるようなオーソドックスな実験の内容を問うものが多いです。
つまり、今挙げた(1)〜(3)さえわかっていれば、ほとんどの問題に対応できるようになります。
逆に、「二酸化炭素ができる実験を覚えよう」と思って勉強を始めてしまうと、二酸化炭素ができる実験の数が多く感じられてしまい、ハードルが高くなりがちになります。
大体一つの法則や決まりを知るための実験は1〜3つ程度なので、小さなカテゴリごとに実験を覚えた方が効率的なのではないかと思います。
今回お話しする内容は以上になります。
いかがだったでしょうか??
理科の問題では、「しっかり思考力を使った人が成功する」と思われがちですが、あくまで中学校理科では暗記に頼る要素がかなり大きいです。
次回では、記述問題や計算問題について取り上げていこうと思います💁♀️