学習サロン ブリリアンス

【サロン通信】BRILLIANT TIME -2021年11月

こんにちは😊代表の西野です!

今月号は、受験生の方は是非、③④まで読んでみてください!

①早期ご入会ミッション型個別指導につきまして

たくさんのお申し込みを頂いております。ありがとうございます!
11月より指導がスタートしました!
演習中に「?」となっていた問題が、授業時間で「!」に変わる瞬間の、生徒の顔がパーっと晴れ渡っていく様子が、とても印象的でした。

11月26日現在で、残り5席となっております。(12月19日が締め切りです)

ご興味をお持ちの方は、お早めにお申し込みください😊

②2021年度 冬期講習につきまして

今回の冬期講習は、ブリリアンス会員限定の講習となりました。

11月初旬に告知をし、申し込みはすでに締め切ったのですが、こちらも中学生から大学受験の高校3年生まで多数のお申し込みを頂きました

冬期講習では数学や理科だけではなく、英語や古文の苦手克服をしたいという生徒さんも多かったです。

短期集中型の学習は、ある単元に的を絞った「強化学習」に向いています。

「苦手だなあ…」と思っている単元が、「集中的に勉強して分かってきたぞ!結構できる問題も増えてきたぞ!」と変化すると、その前向きな気持ちが、その教科全体に良い影響を及ぼすことがあります。

短期集中の強化学習、あなどるべからず😉

具体例は次の項でお話ししますね。

③自分で勉強できるようになると、一気に飛躍する

この11月も実力考査や模試がたくさん行われました。

その中で高校3年生のKくんの伸び方は印象的だったので、ご紹介します。

Kくんは高校2年の終わり頃、ブリリアンスに入会し、主として数学を一緒に学んできました。

授業では、場合の数・確率、整数、数列、複素数平面など、Kくんが苦手とする単元をひとつずつ原理をしっかりと理解し、考えて解く力をつけることを目指しました。

一通りの苦手を克服し、学校の演習帳(←なかなか難しい)でも自力で解ける問題が増え、数学には自信をつけたKくん。

今後の授業方針について相談をしてみると、意外な事実が判明するのです。

「元々物理がものすごく嫌いで、よく分かっていないんです」

理系の生徒にとって理科は、受験の合否を大きく左右する重要な教科です。

私たちは数学から物理に的を切り替えて、これまで同様、苦手意識がある、よく分かっていない単元の解消を始めたのでした。

最初に手をつけたのが、波の式や、屈折・干渉といった「波動」分野でした。

Kくんの偉いところは、授業で勉強した問題は、きっとできると信じて、その関連問題について、重要問題集などの入試問題集を自主的に演習するところでした。

そして迎えた実力考査当日。

不運なことに、一緒に勉強した「波動」は一題も出題されなかったのです。

しかししかしなんとなんと、Kくんは他の単元の問題までしっかりと解くことができ、物理のテスト、平均点を大幅に超えることができたのです!

嫌いだった物理に対して前向きに取り組み始めていたKくん、実は他の単元の問題も自分で考えて自主的に解いており、その底力がテストで生きたのでした。

一人では向き合うことができない勉強も、信頼できる誰かと一緒であれば向き合いやすくなるものです。

そうやって少しずつ前向きに取り組むうちに、誰に指示された訳でもなく、自分の意思で「あれをやってみよう!これを解いてみよう!」と動き始める瞬間が訪れます。

その気持ちの波に乗れたらしめたもの。

コツをつかんだ上で、「自分で考えて」勉強ができるようになると、勉強自体が面白くなり、成績も一気に飛躍するのです。

※講師の先生が、最近自習館の休憩室に週替わりで描いてくれている絵です↑

④頑張ってきた人へ、これからスパークする1ヶ月半が訪れるのです

さて、実力考査や模試では、勉強しているのに成果が出ないということも多々あります。

良い結果が出たと喜んでいた矢先、その次の模試が全くうまくいかなくて成績表なんか見たくないってこともあるでしょう。

頑張ってきたのに伸び悩んで不安になっている生徒さんもいるでしょう。

私自身も受験生時代に散々経験しましたし、これまで合格してきた生徒さん達も一人残らず同様の経験をしています。

大丈夫です。

良くない結果が出ても、伸び悩んでいても、大丈夫です。

あきらめないでください。

これは、あなたが次のステージに行こうとしている証拠です。

これまで頑張ってきたあなたの頭の中には、たくさんの知識がすでに存在しています。

学習の初期段階では少ない知識しかありません。

私たちはその限られた知識だけで何とかしようともがきます。

例えば、場合の数の問題なら、エレガントな方法は分かんないからとにかく全部数えちゃえ、なんてことをしてみます。

結果として、ある程度の点数が取れたりします。

学習の段階が進み、ある程度の知識が溜まってくると、迷いが生じます

「この問題はどの方法を使えばいいんだっけ?」

「この話、どっかで聞いたことがあるぞ、だからこの選択肢正しいのかもしれない…」

など、知識が決断に迷いを生じさせるのです。

また勉強をすればするほど、これだけ勉強したのだからこの問題は解き切りたいと意地になって、難しい問題に固執してしまうこともあります。

結果として、成績が伸び悩む。

しかし、全ては次のステージに進むための準備なのです。

あなたが次のレベルの学力に到達するために必要なことなのです。

これからの1ヶ月半は、復習と演習を通じて、すでに学んだ個々の知識を再度繋ぎ直すのです。

頭の中にネットワークを作り、「ただ知っている知識」を「使える知識」に変えていくのです。

「ただ単に覚えていた解法」を、「現場で使える柔軟な解法」に変えていくのです。

これは頭の中にすでに知っている知識がないとできないことです。

また、勉強の段階がある程度進んだからこそ獲得できる新しい知識というものがあります。

例えば、数列で言えば、基本的な漸化式の解法を習得したからこそ、応用的な漸化式の解法を身につけることができます。

そして漸化式全体の解法の地図を頭の中に作ることができます。

これは勉強の初期段階では決してできないことです。

ここまでくると勉強は本当に楽しい。

「勉強銀行」に毎日毎日貯金が溜まっていきます。

頑張ってきた人へ、あなたが今嘆いているなら、実はそのこと自体が、次のステージに進む資格を手にしているという証拠なのです。

頑張ってこなかった人は、嘆くことすらできないのですから。

あなたがこれまで勉強してきた知識を尊びましょう。
それらの知識にもう一度息吹を吹き込んで、どんどんつなぎ合わせていくのです。

あきらめないでください。

次のステージはもうすぐそこまで来ています。

これまで積み上げてきた勉強の時間と、五体に宿る全ての力を信じて、スパークさせましょう。

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