いつもご愛読ありがとうございます!コーチの白濱です。
今日は、早期入会でブリリアンスに入会し頑張っている、4月には中学生になる子たちの成長の軌跡をご紹介します!
やる気いっぱいで入会して、皆一生懸命問題演習に取り組みます!演習が終わると、丸つけをして、復習に入りますが、この後が成長の分かれ道・・・
教訓帰納
入会後、まず一緒に習慣づけを行ったことは、「教訓帰納」と呼ばれる手法です。
近年の学び方に関する研究で、学力が高い学習者は、自発的に教訓帰納を行っているということがわかっています。教訓帰納は学習効果を上げる最も効率的な手法と考えられており、特に「数学・理科の学習」において効果的だと言われています。
つまり、「教訓帰納」は間違いを宝物に変える魔法なのです。
入会当初
最初は、丸つけも億劫だったり、間違った問題の復習を1人で取り組む気になれなかったりしてしまう子も少なくありません。実際私も、間違えてバツをつけられるのが嫌でした。間違った問題に向き合い、復習することがとても苦手でした。
仕方のないのです。どうして丸つけが大事なのか、どう丸つけをしたらいいのか、そのような「学ぶ方法」は学校では習わないのですから。
一緒に演習を続ける中で「間違えることは悪いことじゃない」ということを、何度も一緒に確認していきます。
間違ってもバツはつけず、青字で「どうして間違ったのか」「次解くときどう工夫をしたらよいか」を書き込むよう、教訓帰納の練習をしていきました。
いつの間にか・・・
入会からひと月も経たない授業で、宿題で取り組んだノートを持って来てくれました。
そのノートを確認すると・・・
なんと青文字でたくさんの教訓帰納を、自発的に行って来てくれたのです!
その日からは、家でも授業でも、間違ったらサッと青字で教訓帰納を行えるほどに。
中学生になる前に
これから中学生、高校生、大学生、大人になってからも、学ぶ時に自分の大きな支えになってくれる、「自ら学ぶ力」。
そのひとつの要素である「教訓帰納」を、中学生になる前にこの数ヶ月でみんなそれぞれの方法で自分のものにしてくれました。青い字ではなく、かわいい付箋に教訓を書くことでモチベーションを保てる子もいます。
それぞれの自由なやり方でいいのです。
昨年から今年にかけ早期入会のおかげで、中学生になる前のキラキラした色とりどりの成長に立ち会えて、本当に嬉しかったです。
これからも、知らないことをいっぱい楽しんで、自分らしく、自由に学んでいってほしいなぁと願っています。