人は大きく三つに分けられるのではないかと思います。
昨日ばかりを思っている人。
ただただ今日を生きている人。
いつも未来を見つめている人。
人間には色々な時期がありますし、それぞれが、それぞれの人生のテーマを負って生きています。
だから一概にどの生き方が良いとは言えないし、ひとつの人生の中でも、この三つを行ったり来たりしながら、生きている場合がほとんどだと思います。
どの生き方も意味があると思うし、身をわずらう程に度をこさなければ、どの生き方にも味わいがあって私は好きです。
ただ、今の私が一番好きなのは、いつも未来を見つめている人かもしれないと、ふと思いました。
もっと言うと、昨日を慈しみ、今日を愛し、いつも未来をしっかりと見つめている人ではないかと。
だから、そういう生徒達に会いたくて、そういう生徒達を育てたくて、私は私塾の先生をやっているのでしょうし、プライベートでもそういう人達に出会ってしまうのだろうと、ふと気づいたのです。
そして、私自身もそうあり続けたい。
私達は、昨日を糧にし、今日を耕すことしか究極的にはできません。
でも、いつもその眼差しは、輝く未来を築くことに向けていたいと思うのです。
