今回は夏期講習中の、センター英語・センター国語対策の授業を通して、私 白濱が感じたことを話したいと思います。
①『試験に向けて必要な知識を一緒に準備する。』
②『自分らしく戦える方法を一緒に見つける。』
私のテーマとなったのはこの二つでした。
例えば「音読がいい勉強法だ」と言われて実践した結果、それが上手くいく子がいれば、なかなか上手くいかない子も出てきます。
人それぞれに個性や性格・考えがあるように、学び方にも色々なものがあり、その人に合った『自分らしい学び』があると、私は思っています。けれど、その『自分らしさ』を一人で見つけることは、とても難しく大変です。
そのため、いわゆる『王道のセンター試験対策』と、『私自身が培って体系化してきた対策』を自分の中で主軸にして、それを生徒一人一人に合った形に変換していくことが重要であると考えました。
本人がまだ気づけていない、その子の良い部分。もしかしたら欠点と思っているかもしれないけれど、その子の独自性につながるであろう部分。
それらを試験というフィールドで活かすにはどうしたらいいか…。授業毎に考察し、その考えを一人一人に伝えるよう心がけました。
具体的には、その子に合った解き方や学習法を自分なりに研究したのち、本人の感覚とすり合わせながら、ベストだと思えるアプローチ法を作っていったのです。
生徒たちはそれぞれの目標点数・課題があり、それらをクリアするための『沢山のもがいた跡』もありました。そして「変わりたい!」という想いから、私にぶつかってきてくれたのですが、その心に触れられた事がとても嬉しかったです。
自分自身を知ることができれば、勉強や進路を決める際に役立つことはもちろん、今後の人生だって豊かにしてくれるはずです。
センター試験対策に加えて、そんなきっかけのカケラを一つでも持ち帰って欲しいなと願いながら、授業を行いました…。
苦しさも楽しさも分かち合いながら、一緒に『知識の準備』と『戦う方法』をこれからも磨いていけたらなと思っています。
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