おかげ様で、ブリリアンスは2020年6月15日に創立10周年を迎えました。
本日は10周年を記念して、代表西野の10周年を迎えての思いを、インタビュー形式でお送りいたします。
Q:10周年おめでとうございます!今の気持ちを教えてください!
西:いやぁ…人生の中で一番濃い10年でした。
Q:この10年で、心に残っている瞬間がありますか?
西:たくさんありすぎて決められないですねぇ(笑)
でも強いていうなら、準備をしているとき、自学自習館を作ろうとして準備をしていた時のことを、今は特に思い出します。
Q:なるほど、なぜそれを思い出すのですか?
西:僕が、ブリリアンス自体を始めたときもそうだったんですけど、「生徒の学びたいという想いに応えたい」というのが根本にあって。
自学自習館を始めたときは、「生徒の思いに応えたい」というのにプラスして、「生徒をリードしていきたい」という思いが強く芽生えてきたときで。
チャレンジの始まり、がそのときだったかなぁと思います。
Q:素晴らしいですね!そのチャレンジはまだ続いていますか?
西:続いていますね。
Q:即答ですね!次は何にチャレンジしていきたいですか?
西:今年、コロナウイルスによる全国的な緊急事態宣言や休校があり、色んなモノの見方や価値観が見直されてきていると思っています。
これまでも、「教育における価値観や哲学の重要性」を大事にしてきたつもりだったのですが、2020年になってそれが本当に重要なことなんだと改めて肌で知りました。
その大事にしてきた価値観や哲学を「どういう風にデザインするか」を、この5年は模索してきましたね。
その結果、サロン型個別指導が産声を上げ、期せずしてオンライン授業にも挑戦し、その中でたくさんの気づきがありました。
これまで積み上げてきた「哲学・価値観・経験・テクノロジー」全てが、大きな壺に入っていて、今はそれを煮詰めているイメージです。
そこから、多分さらに新しい何か。うん、本当に、「生徒がもっとワクワクして学べるような学びの形」が生み出されてくるだろうと思っていて、僕自身もそれを楽しみにしている状態です。
きっとそれは、ブリリアンスが大切にしてきた「人間の温もり」と、「テクノロジーの可能性」が融合されたようなものになると思います。
Q:20周年が既に楽しみです!では、この10年心に残っている生徒がいますか?
西:はい!
Q:なるほど!その生徒から影響されたことはどんなことですか?
西:ひとりに絞れないのですが、僕は、生徒が先生だと思っているので、変な表現になるかも知れないのですが、生徒が僕から学ぶ以上に、僕が生徒からたくさんのことを学びたいと思っています。
ブリリアンスには、シンボルマークが象徴しているように、様々な個性の子がくるし、その個性の輝きを大事にしたいと思っています。
学校でどんな風に学び、学校生活をどんな風に感じ、生きているかは人それぞれで、ついつい学校の成績だったり、宿題を提出しているか、真面目な態度で学校に参加しているかが評価の基準になり本人もそれを気にしているけど、
生徒と授業で対話していく中で、
「あぁこの人は、こんな風に世界を捉えて過ごしているんだ」とわかると、数学の成績が良くないのは自然だなと思うこともあるんです。
だってその人は、「日々の生活で数学の教科書の勉強以上のものを全力で吸収し咀嚼し学んでいる人」だと分かるから。
その独自の感性にスポットを当てつつ、でもその生徒が数学をちょこっとでもわかりたい、成績をあげたいと願っているから、
その本人の気質を最大限生かしつつ、普通のテストでもうまくいくようにともに考え、その子の良いところを引き出して、授業をしてきていて、そういうことを、ずっとこの10年いろんな生徒と共にやってきた気がします。
数学ができない子も、もっと学びたい子も、元々出来る子も様々いて、今感じるのは、ブリリアンスのシンボルマークは絶対10年前よりもパワフルになっていると思います。
様々な生徒がブリリアンスにいろんなものをもたらしてくれたおかげで、見た目は変わらないけど、マークはすごくパワフルになった。
そしてこれからもっとパワフルなマークになっていくんじゃないかと思います。
Q:では最後に、このブログを読んでくださっている、読者の皆様に一言!
西:今回、10周年を記念してWebサイトをリニューアルしましたが、このサイトはオンライン上のブリリアンスの教室であり、出会いの場であり、学びの場だと思っています。
そのオンラインの教室に足を運んでくださり、静かな活気をもたらしてくださっている全ての読者の皆様に心より感謝申し上げます。
僕は、どんな世の中にあっても人間の知性(ブリリアンス)を信じています。
世界的に大変な年に、10周年を迎えました。
今後ひとりひとりのブリリアンスが、必ず世界をもっと素敵な方向にデザインしていくと信じているし、そのために、僕自身ももっともっと学んで、もっともっと良い働きをしていきたいと思っています。
これまで出会った、たくさんの生徒さんたちの未来が楽しみですし、これから出会う生徒さんたちの未来も楽しみにしています。
そして11年目も素敵な出会いがたくさんあることを楽しみにしています!