代表プロフィール

西野雄士 Nishino Yushi
1980年、鹿児島生まれ。
鹿児島県立鶴丸高等学校、京都大学理学部卒。

自学自習に誇りを持っていた中学・高校時代

私は中学・高校時代、塾に通わず、自学自習を貫きました。当時は塾に良いイメージを持っていなかったのと、誰かに指示されるのではなく、自分で工夫して勉強を進めていくことが好きで、それに誇りを持っていたからです。

センター試験本番では9割以上の得点を取りましたが、本命であった京大理学部の二次試験では苦杯を呑みます。そして、後期試験で合格した東北大理学部に、深く考える間もなく進学します。

しかし、新生活が始まっても、気持ちが晴れることはありませんでした。東北の地で数ヶ月間、自分の本心と真剣に向き合った結果、京大へのリベンジを決意。家族の理解を得て、休学願を出し、鹿児島に戻ることになりました。

深い知識のある人から学ぶことの大切さを知った予備校時代

18歳の夏、私は人生で初めて、塾(予備校)というものに通います。

そこで私は、高校の授業や、独学では学ぶことができなかった、「数学の思考のプロセス」を教えてくださる個性的な先生と出会います。

その先生は、単なる得点稼ぎの「裏技」ではなく、本質的な「モノの観方」を教えてくださり、私は目が開かれた思いがしました。

それまで塾を嫌い、独学に固執していた私は、その考えを改めました。
「深い知識を持った先生から、謙虚に教えを乞うことの大切さ」を知ったのです。

後年、自分の教育理念に深く根ざすことになる、かけがえのない経験が得られた1年の浪人生活を経て、京大理学部に合格。私は京都での学生生活を始めます。

心の中にある宇宙に惹かれて行った大学時代

京大では、理系の授業よりも、どちらかと言うと、教育学や心理学などの文系の授業を熱心に受講するようになっていました。教育を議論し合うゼミやサークルにも参加し、毎週、学年も学部も違う京大生達と教育について議論していました。

その頃の私は、不登校の問題を通じて、「生きるためのエネルギーを心に取り戻すにはどうすればよいか?」ということをずっと考えていました。

一方で、映画サークルにも所属していて、自主映画の制作に明け暮れ、監督として幾つかの作品を撮りました。稚拙ではありましたが、それらのどの作品にも「生きるためのエネルギーを心に取り戻す」というテーマが根底にあったように思います。

理学部では、元々の希望であった宇宙物理学系に進むことができ、天文台で観測をしたり、計算機でデータを解析したりすることの基礎を学ぶことができました。

しかし、大学院への進学という道は選びませんでした。

その時の私は、教育や映画制作を通じて「人の心の中にある宇宙」を探究することに強く惹かれていたのです。

自らの教育を追究しようと決めた大手進学塾時代

2003年より、京都の某大手進学塾で、数学・理科の講師として勤務を開始します。
一方で、映画サークルOBの有志で結成した、映像制作のベンチャーにも所属。教育と映像の2足のわらじを4年間履き続けました。

そして、教育の道を選ぶか、映像の道を選ぶかで、悩みに悩んでいた2007年に、転機が訪れます。

それまで一貫して、算数と理科を教えてきた学年が、中学受験で華々しい結果を残してくれたことと、ある生徒との出来事がきっかけでした。

私は「組織の枠組みにしばられず、もっと自由に、自分自身の教育観を深め、実践していきたい」と、教育一本で行くことを決意したのです。

数値では測れない生徒の素晴らしさを学んだ福祉センター時代

2007年6月、私は故郷鹿児島に戻り、姶良市加治木町福祉センターの会議室を借りて、個別指導の学習教室を開きます。

福祉センターでは、学校へ通うこと自体や、家庭環境に難しさを感じている生徒達との出会いが多くありました。そこで私は、生徒達の心に寄り添いながら、勉強のやり方を根気強く、1から教えるという経験を積むことになります。

そして、その生徒達の成長を見守る中で、「人は、テストの成績では測ることのできない、その人ならではの素晴らしい頭のはたらきを元々持っている」ということに気づかされました。

福祉センターでの経験を通じて、私の中に「その人ならではの素晴らしい気質や個性を生かし、輝かせる」という理念が育まれていきました。

自ら学ぶ力を高め、生徒を輝かせるブリリアンスの開校

2010年6月、母校の生徒を教えたいという願いを叶えるため、鶴丸高校から徒歩5分、鹿児島市薬師に、数学・理科を専門とする学習サロン「ブリリアンス」を開校しました。

ブリリアンスでは、福祉センター時代とは打って変わって、東大・京大・医学部や、鶴丸・甲南・ラサールなどの、難関校を志望する生徒達との出会いが多くなりました。

「数学や理科が得意になった」というだけでなく、ブリリアンスの卒業生達が一様に、「心が強くなりました」と言ってくれることに、指導者としての大きな喜びを感じていました。

学習サロン ブリリアンス 沿革

2010年 6月 ブリリアンス 第1教室 開校
2014年 4月 数学・理科のオリジナル映像授業を配信するyoutubeチャンネルを開設。好評を博す。
2014年 11月 ブリリアンス公式サイトを新規オープン。
2015年 7月 第1教室の近隣に、第2教室「自学自習館」を開校。鹿児島ではいち早く、生徒が学習における「+αの自主トレーニング」を行うことができる環境と、そのノウハウの提供を開始。

2019年 3月 代表以外の指導スタッフが新規加入。新体制づくりに着手する。
2020年 3月 コロナ禍に伴いオンライン授業を開始。生徒の希望に合わせ、対面授業とオンライン授業を選べる形式へ。


2022年 6月 第3教室「個別指導館スカイテラス」を近隣に開校。
同 6月 ブリリアンスの運営会社、株式会社Self&Universeを設立登記。
2023年 3月 来るべき時代を見越し「自学自習館」を閉館。「個別指導館スカイテラス」での対面授業、およびオンライン授業を主軸に、「生徒の個性に寄り添い、個性を輝かせる」個別指導を提供している。

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